肩や首のコリにお悩みの方は、枕選びに苦労されている方も多いのではないでしょうか?
当センターでも「散々いろんなのを試したけど、どれもしっくり来ないのよねぇ」と、
良くご相談を受けます。
そんな方の多くは、実は重大な考え方の間違いをしていて、そのために枕選びで苦労されています。
なので今回は、そんな肩こり首こりの方のための、正しい枕の選び方についてです。
コレを読めばあなたも、毎晩布団に入るのが待ち遠しくなるかもです。
まず根本的な話からになりますが、もしあなたが現在けっこうな肩こり(たまに頭痛があるぐらい)に、けっこう長い間(3~5年以上)悩ませられているなら、今すぐに枕を探してはいけません。
現時点ではどの枕も、あなたの健康に役立ちはしないからです。
もしその状態で合う枕が合ったとしても、
それは今の肩こり状態の肩首にしっくりきてしまう、その肩こり状態が続いていく枕、ということになるのです。
どういうことかというと、肩首のコリにお悩みのあなたの首の現状は、本来あるべき形状ではないはず。
本来首の骨は生理湾曲といって、首の負担を軽減する絶妙のカーブ状に組みあがっています。
しかし、お見せいただかないと正確にはお伝えできませんが、程度の違いこそあるものの、
あなたの首は大体はストレート気味になってしまっているはずです。
この程度がきつく、しかも状態が長く続いている方は、首に良いとされている枕は、大体はしっくり来ないのです。
例えおかしいかもしれませんがバリバリの不良が、とても品行方正な学校に入れられてしまうようなものです(笑)
軽い不良?なら、そのまま馴染んで更正していくこともあるでしょう。
しかしバリバリの不良には息苦しくてもう無理!、になってしまうのです。
上手い例えになっていますかねぇ?、コレ。
ではどうすればよいのかというと、バリバリの不良は、まずはある程度先に更正させないといけない、ということなんです。
話を枕に戻すと、まずはある程度肩首の状態を改善していきます。
当センターでのパターンで言うと、改善が進んでくるとほとんどの方は「最近今までの枕、なんか合わないのよねぇ」と感じ出します。
そのぐらいのタイミングが、枕をかえる頃合です。
ちなみに当センターでは、寝ている間に首の骨を理想的な形に戻し保持してくれる、
このような枕をお奨めしています。
この枕、初めてお越しになったときには「こんなので寝られるわけない!」と仰っていた方が、ほとんど皆さん気持ちよく寝られるようになるのです。
いかがでしょうか?
見方を変えれば枕の使用感も、肩首の状態を教えてくれる目安になるということです。
それにもまずはあなたの首の状態を、客観的に知らなくてはいけません。
当センターでは骨格測定器などを使い、ご自身の目で確認して頂けます。
骨格測定や枕などについて何かご質問等があれば、遠慮なくお尋ねください。